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クレー
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中学生のテニスと大学生のテニス


どうも皆さん、クレーです。

ここ最近は大学が大変充実していて毎日ぐっすり眠れます。


この春、自分の弟は中学三年生になりました。

学校のソフトテニス部に属す傍ら、週4回のテニススクールに通い硬式テニスもしている弟。

最近スクールを寝過ごしたり、頭が痛いと言ってちょくちょく休んだりしていた弟ですが、今日はとうとう両親を怒らせてしまう程の行動に出てしまいました・・・;

朝、弟はソフトテニス部の練習に出る時に自分に、父に雨でも部活が午後まであるかもしれないとメールしておいてと言いました。

今日は朝から雨が降ったり止んだりしており、こういう日はどこの部活も大体室内練習やミーティングをやって午前で練習を終わらせるでしょう。

弟の通っていた中学のソフトテニス部は自分がかつていた所であり、自分の代の頃も雨が朝から降っていたら学校の廊下で筋トレしたり、走りこんだり、鬼ごっこしたりで午前で練習が終わったものです。

午後まで一体何をミーティングするのかな?って思いましたが、弟は昼に家に帰ってきました。

その後またどこかへ、硬式のラケットを置いたまま出かけて行ってしまいスクールの時間になっても家に帰ってきませんでした。


もう本当にテニスを嫌がってるようにしか思えません。

中学生だから、親から押し付けられたりしたスポーツを辞めたくなったり、キツい練習から逃げたしたくなったりするのは仕方ない事だとは思いますが、だからって中途半端な形で終わらせてしまったら絶対後悔します。

今までの積み重ねを否定した先には何があるでしょうか。

小さい頃からやってきたテニスを辞めたら何が残るのか。

弟の通っているスクールの練習はキツいものだと思います。

コーチと一対一でラリーなんてなると全く気が抜けない。手も抜けない。

常に全力で挑まなければ怒られる。

しかしそれは当たり前です。

ジュニア選手を預かる以上コーチは責任持って選手を育てる。

ジュニア選手として戦う以上、上達を目指さなければ置いてかれてしまう。

テニススクールのジュニアコースの値段、皆さんは知っていますでしょうか。

どこのスクールでも週1の練習と比べると差が大きいはずです。

ジュニア選手はコーチと生徒ではなく、コーチと選手としてより親身になって練習をやっていきます。多分。

・・・自分はジュニア選手では無かったので本当にそうなのかは分かりませんが、弟のケータイにはコーチの番号が登録されているし、コーチがラケットやシューズをくれた事もありました。

しかし弟は今日は自ら、練習を休むとテニススクールに連絡したそうで。

部活は午前で終わったのに、スクールの練習を休んで一体何をやっていたのだろうか。

ひたすら全球魂込めてボールを打ち続けるのは確かに疲れる事だ。

だが、それをしなかったら練習は何の意味があるのだろうか。

練習で6割7割程度の力しか出さずに練習して、本番で100%実力を発揮できるのだろうか。

楽して強くなる事なんか絶対にできない。

精神論なんかではなく当然の話だ。

上手くなるには辛い練習でも全力で取り組まなくちゃいけない。

特別な才能とか天性のセンスでも持っていない限りは。

凡人はただ体にテニスを染み付かすぐらいしか上手くなる方法は無いと思う。

量より質だとよく言われるけど、下手糞なら上質な練習を大量にこなすべきだ。

それを避けてしまったらもう上達は臨めない。

実は100年に一度の大天才だったとか伝説のテニス選手だった前世の記憶が蘇ったとかそう言う事があるんだったら別だが。

上達するのを諦めて楽しむ事を目指す事が悪い訳じゃありません。

むしろ大学生になるとそういう考えの人も結構多いみたいです。

高校時代ジュニア選手だった人や強豪校の選手でも大学では体育会では無くサークルでやるという人もいます。

そして、楽しむ事を目指すと上達できないという訳でも無いはずです。

自分の今入っているサークルも、皆楽しむだけじゃなくて当然上手くなる事も目指してます。

ただひたすら練習を積む事だけが上達の方法では無いです。

が、中学生の時点で楽しみながら強くなる方法というのが分かるでしょうか。

楽しむ事がいつの間にか楽する事に変わるのではないでしょうか。

むしろ最初から混同しているかもしれない。

今弟がスクールを辞め、ソフトテニス部一本になるとする。

高校ではテニスとソフトテニス、どちらを選ぶのだろうか。

弟はテニスの方ではまだ大した戦績は残せていないが、ソフトテニスの方ではチームの主力として個人団体両方で県大会に出場している。

こちらの中学のソフトテニスの大会は、個人団体共に市大会、地区大会、県大会と続いていく。

個人戦で市大会から地区大会へ進めるのはベスト8以上の戦績を残した8人、地区大会になるとおよそ16人。

弟は個人で市で優勝、地区で準優勝しており団体でも・・・確か市地区共に3位以上の戦績を出して個人団体両方で県に進んでいます。

ちなみに自分が中学生の頃は個人の市ベスト16(三回戦負け)が最高戦績でした^^

そして学年で一番低い番手の後衛でしたので団体戦とは無縁でした☆ミ

今でも最高のコンプレ(ry

というほど自分と差がある弟ですが、ここでスクールを辞めて、高校で戦績を残したソフトテニスを選んだとして、弟は選んだ道を3年間走りきれるのでしょうか。

中学でテニスとソフトテニスの両方をやるという事は弟が自分で決めた事です。

一度自分で決めた事を諦めて、次また何かを諦めない保障はあるでしょうか。

いいえ、絶対に妥協する事を覚えるでしょう。

自分には無理だと、スタート地点の手前ですぐ諦める癖がついてしまうのではないでしょうか。

小学生の頃ずっと憧れていた野球を中学で三ヶ月で辞めてしまった自分は退部した後テニスを頑張ろうと思いましたが、全くと言って良いほどテニスをしませんでした。

野球部を辞めたらテニスを頑張ろうと思った自分はそれを盾に野球から逃げました。

その後3月にソフトテニス部に入るまで、時間は約9ヶ月もあった。

その9ヶ月、自分は何をしていたのか。

親から押し付けられたテニスというのは結局中学一年生の自分にとっては都合の良い盾にしかなりませんでした。

テニスを頑張るからいいんだ、野球部を辞めても大丈夫だと言う、情け無い言い訳をし続けながら9ヶ月過ごしていました。

弟がしたい事は何なのか。

スクールの練習を辞めてまでしたい事は一体何なのか。

目的も無く現実から逃げる事ほど酷い事は無い。

後に残るものは何も無い。

現実から逃げた惨めな男に成り下がるだけだ。

弟はテニスを犠牲にしてソフトテニスを頑張りたいのだろうか。

わざと硬式のラケットがある家に帰らずにどこにいたのか。


大学のサークルでもテニスを初めてやるという人や中高ずっとソフトテニスだったという人も結構います。

しかし「楽しめればいい」という気持ちだけでテニスサークルに来た人は1人もいませんでした。

ラケットを握ると皆、どうすれば球がしっかり打てるようになるか経験者に聞いたり、ラリーを人より多くやったりとにかく意欲的にテニスに取り組んでます。

正直自分はサークルというものは、ちゃらい奴らばっかで体育会以下が確実で、乱打やゲームぐらいしか練習をしない、むしろテニス以外の事ばっかやってるようなイメージを持っていましたが、自分の入ったBサークルは全然そんな事はなく、自分の中のサークルに対する偏見を大きく覆しました。

体育会を選ばずにサークルに行く事は、上を目指すのを諦める事じゃないんです。

大学生にもなると自分のやり方をちゃんと選べる。

どの環境でどういう風に動けば良いのかが判断できる。

やり方を間違えなければどこだって人は上達できます。

ただ、中学生や高校生は自分のやり方こそが正しいと頑なに決め付けてしまうところがあり、間違った方法を選んでしまうとそのまま周りを見ずに突っ走ってしまうのが不安です。

中学三年生になった弟、先ほど両親から大分お叱りを受けましたが、はたしてどういう選択肢を取るのでしょうか・・・。

情けない兄の二の舞を踏まない事を願います。


・・・って前にも同じような事書いてたような気がするな冷や汗
ブログ | 投稿者 クレー 20:56 | コメント(0) | トラックバック(0)