2009年11月15日
全日本テニス選手権決勝を見て
本日綾高テニス部(若干名)は入場無料券を頂いたので天皇陛下御在位20年記念ニッケ全日本テニス選手権84thの観戦に行ってきました!
私自身1年ぶりの有明コロシアム。
しかも今回は、個人的にリスペクトしていた杉田祐一選手が決勝戦で添田豪選手と戦うという事でもう1人で大盛り上がり。
二月に日本リーグを見に行った時なんですけどね、添田選手見てたんですけど隣で凄い雄たけび声と球を打った音が聞こえたんですよ。
その時初めて杉田祐一選手を知りました。
場の雰囲気を一気に盛り上げる存在感とストローク。
当時の自分は物凄く感慨を受けました。(が、何故か当時の日記には杉田選手の事を書いてませんが・・・
そんな杉田祐一選手の相手は添田豪選手。
前回の優勝者であり、現在錦織圭選手抜きでは日本一の選手です。
日本リーグを見た時は逆クロスへのフォアストロークが印象に残ってます。
杉田選手が初優勝するか、添田選手が二連覇するか。
私は杉田選手に感情移入しながら(?)応援していましたが、残念ながら3-6、6-7で負けてしまいました。
・試合の感想
やっぱ添田選手は上手いです。
逆クロスは相変わらず強烈ですし、ネットプレーもこなす。
杉田選手のスライスなどの小技にも揺さぶられず、逆に杉田選手を翻弄。
後半は強烈なラリー戦となり押される部分もありましたが、なんとか競り勝ち優勝に輝きました。
ただ、杉田選手は杉田選手でとても大きな可能性を秘めていると感じました。
1セット目を落とし、もう後が無い2セット目のゲームカウント4-5での事です。
あと1ゲーム落としてしまったら終わりという状況で強烈なラリー戦を展開。
お互いバックハンドで打ち合いフォアを封じる。
そして添田がネット前に出てきたところを杉田が1発抜き、2発抜き・・・。
ここまで自分のサービスゲームしかとれてなかった中、土壇場で添田からレシーブでゲームを奪ったのです。
化け物ですよこの人。
胸が熱くなったよこの試合。
杉田選手のストロークで有明コロシアムが沸きました。
タイブレークで負けてしまったのが残念ですが・・・。
タイブレークで犯してしまったダブルフォルトが大きかった気がします。
ちなみに今回の男子シングルス決勝戦、ダブルフォルトは杉田祐一選手のタイブレークでのダブルフォルトの1回のみです。
たった一つのミスが明暗を分ける。
最近はダブルフォルトをしても「たかが1点」だと思ってた自分ですが、今回は1点の重みを感じました。
それとバックハンドのラリー戦。
フォアの回数が少ないんですよね。
相手に決めさせまいとお互いバックハンドに打ち合う。
これは高校生でも明日からトライできると思うので皆も頑張ってやってみようじゃないか。
壮絶な決勝戦でした。
タイブレークで敗れてしまった杉田祐一選手ですが、4-5からの追い上げは素晴らしいものでした。
これからもきっともっと上に行くことでしょう。
本村剛一選手の引退セレモニー。
本村選手の息子さんと娘さん、そして鈴木貴男選手。
女子ダブルス決勝。
優勝した浜村選手・米村選手ペアと準優勝の伊藤選手・平選手ペア。
男子ダブルス決勝。
優勝した松井俊英選手・岩渕聡選手ペア。
岩渕聡選手も今大会で引退だそうです。
序盤は不安定なところもありましたが、最終的には技術と経験で勝ったか、添田選手・岩見亮選手ペアに逆転勝ち。
2人ともサーブすげぇ。
さて、問題は今日の試合を部員がどう感じたかですね。
来なかった人もいますし、今日見た人は皆にどう影響を与えていくのか・・・。
杉田選手対添田選手の試合は凄かった。
会場で見る価値が大いにあった。
自分としても、ストローカーである杉田選手のプレーは大変胸を焦がされました。
冬の大会頑張ろう。
川崎ジュニア、絶対に今までのようなヘマはしない!
コメント
この記事へのコメントはありません。